犬が入浴前に逃げたり拒んだりする理由と対策法について
「自宅で飼っている愛犬がお風呂に入るのをいつも拒んでいる」
「お風呂の前に犬が逃げ出して困っている」
こんなお悩みをお持ちではないでしょうか?
特に室内で犬を飼っているご家族にとってはお風呂に入れないわけにはいかないので、どうすればいいのか困ってしまいますよね。
そこで、この記事では犬を入浴前に逃げたり拒んだりする理由とその対策法を紹介します。
▼犬が入浴前に逃げたり拒んだりする理由
■自由に動くことができない
入浴の間、狭い室内や空間に閉じ込められて自由に動けないと人間も嫌でストレスになってしまいますよね。
それは犬も同じで、長い時間じっと動けないままでいるとストレスになってしまいます。
■シャワーの水圧がストレス
犬によっては水が怖い子もいれば、聴覚が鋭くてシャワーの音が苦手だという子もいます。
また過去に水が目や鼻に入って嫌な思いをしたり、シャワー中に物凄く怒られてトラウマになってしまった場合も嫌がる原因の1つになります。
■シャンプーや石鹸の匂いが強い
犬の嗅覚力は人間と比べると数千倍から1億倍と言われています。
人間にとっては心地よい匂いでも犬にとってはシャンプーや石鹸の匂いが強い場合があります。
人間用のシャンプーや石鹸を使っている方は、犬用のシャンプーや石鹸に変えましょう。
▼上記の対策方法
■短時間で終わらせるように工夫する
入浴前に予めブラッシングをしておきましょう。
犬のほこりや毛の絡まり・ゴミをなくすことでスムーズにシャワーを浴びせることができます。
■シャワーをゆっくりかけていく
突然シャワーを顔や体にかけられると人間でもびっくりしてしまいますよね。
まずは足元からゆっくりかけて、そこから少しずつお尻の部分から頭にかけて洗いましょう。
犬が嫌がる部分は極力避けましょう。
■目・耳・鼻などお湯や水がかからないようにする
上記の部分にお湯・水が突然かかったら、人間でも目が痛くなったり、息ができなかったり、耳が詰まったりしますよね。
犬も同じようにそのような不快な思いを感じます。
そのためシャワーをかける時は、鼻先を上に向けたり耳を塞いだりして犬にお湯や水をかけないようにしましょう。
以上が犬が入浴を拒む理由とその対策方法です。
入浴も犬と飼い主のコミュニケーションの1つです。
お互いにとって心地いい時間になれるように頑張りましょう。