犬の水浴びの頻度と効果について
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1970/08/01
犬の病気の中には、肛門のトラブルが原因で起こるものもあります。
では、具体的にどういった病気があるのでしょうか。
そこで今回は、肛門のトラブルで考えられる犬の病気について解説します。
▼肛門周囲腺炎
肛門の周りの細い管である肛門周囲線が、炎症を起こしてしまう病気です。
細菌感染が原因で病気は引き起こされます。
炎症だけではく、化膿する場合もあります。
肛門周囲腺炎は、強い痒みを伴います。
そのため、お尻を床にこすりつけるなどの行動が見られ、さらに状態が悪くなってしまうので早急に対処しなければなりません。
出血や発熱が起こったり、悪化すると排泄が難しくなる可能性もあります。
▼肛門嚢炎
症状は、肛門周囲腺炎と似ています。
肛門嚢炎は、肛門線液の溜まりすぎが原因です。
溜まりすぎてしまったため、肛門嚢内にある肛門線液が上手く排出できなくなるのです。
かゆみや痛みだけではなく、状態が悪化すると皮膚に穴が空いてしまう可能性もあります。
おしりを床にこすりつけたり、ニオイ嗅ぐ、おしりを噛むなどの行動が見られたら注意しましょう。
特に、肛門線液を排出する力が弱い小型犬が発症しやすいと言われています。
▼まとめ
肛門のトラブルと思われる症状が見られたら、すぐに動物病院を受診しましょう。
また病気を防ぐためには、日頃から肛門線絞りをおこなう必要があります。
当店では、肛門線絞りをおこなっているので気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。